自社、というか趣味で作って公開していたお絵描きチャットアプリ(Android)ですが、広告収入が落ちてきました。
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2013/10月公開で、徐々にDL数、有効ユーザー数を伸ばし、 それぞれ4500DLくらい、有効600DLくらいとなっておりまして、やっと一ヶ月1万円に届きました。半年くらいで成長しました。
広告は最初に100DLだけノンインセンティブCPIでユーザー獲得しまして、これが1DL=300円と高額で3万円も使ってしまいました。まあたったの100DLなんてどうしようもないんですけど、それでも無料新着に載るわけでスタート時点ではこれくらいの援護射撃は必要だろうと。
ちなみにレビューサイトには載っていません。アンドロイダーに申請しましたが、誰も書いてくれてないです。公序良俗に反すると思われたのかな?

4/14に新しい機能を付けてアップデートしました。そこから悪夢は始まりました。

一日500円も超える日があったのが、今では100円すら行かないこともあります。これは明らかにアップデートのせいです。 ここ半月、ずっと一直線に収益が落ちていますから。でも一日辺りDL数はあんまり変わってない。
DAUはちょっと減ってるかも。元々DAU100人も 行ってなかったですけど。

新しい機能というのが、チャット中に書いたお絵描きを「いいね!」が押されたランキング形式 で見せる画面です。

分析:
1)アップデートした機能のせいでアプリが動作不具合
→ メインの機能には何も影響しないし、完全に新作の別画面なので例え不具合があったとしてもそんなに影響ないと思われ。

2)アプリの性質が変わってしまい、ユーザーの期待と合わなくなった。
→ 多分これが本命。今まではお絵かきはあくまで落書き、手書きチャットの色合いが強く(その為お絵描きソフトとしてみたらしょぼい)、チャットを盛り上げるただの一要素に過ぎなかった。題名に「お絵描きチャット」と入ってはいるが、実態としては多少健全なチャットソフトとして使ってくれていた。
 それが、ランキングで絵を見るモードが付くことによって、お絵描きソフトの要素がすごく強くなった。落書き程度あるいは、まったく絵は描かないユーザーはたくさんいたのに、その人たちにとってチャット上で絵を描かずに発言することが難しい雰囲気になってしまった。
 それにお絵描きに集中してたらあんまり頻繁に画面を切り替えたりしないし、当然広告クリックも減る。 

 ただ、良かった点もあって、以前よりもさらに健全さが増したこと。いわゆる出会い目的な書き込みは見当たらなくなった。ユーザーの入れ替えが進んで盛り上がればいいんだけど、それにしたって今の機能はミスマッチに違いない。 

3) 上記2の結果書き込みが減り、コミュニケーションを取るという目的が果たせなくなった。書き込みのないコミュニティほど面白くないものはない。

まとめ:
コミュニティ系アプリは雰囲気が大事。 お絵描きを重視するなら、どんどんログが流れるチャットではなく別のコミュニケーション機能が必要だし、お絵描き機能そのものを作り込む必要があるかも知れない。でもそれは今いるユーザーやDLしてくれたユーザーの期待するところではなかった。
自分の独りよがりでただ面白そうだからと適当に機能追加してしまうとアプリの当初の目的、雰囲気がガラッと変わってしまうことがある。それぞれの機能が有機的に結びついて効果を発揮するようにサービス設計しないといけない。

ただの一機能の追加でこんなにも変わってしまって参ったけど、勉強になって良かったです。
 
※そういえば、以前いたコンテンツ会社でもコミュニティアプリを開発したけど、機能てんこ盛りで何の目的のアプリなのかさっぱりわからなかった。企画さんは本気で考えてなかったし、すごいやっつけ感あったし、反省も分析もしてなかったし、最近DLしたらまたいろんな機能が追加されてて益々意味不明感がマシマシでした。
DL数は稼いでいたけど、おそらく企業の力を活かしてCPIブーストだろうし、DL数の割に書き込みが恐ろしく少なく、コミュニティも閑散としまくりでした。