反面教師的な話ですが・・・。
smartphone
おっさん上司、或いはずいぶん老けた社長が「こういうの作れ!」と部下に指示を出すアプリはほとんどのケースで世間からズレている法則。

前のエントリーでも書いたけど、ある会社で作ってたアプリは元々おっさん上司(その後退職)が企画したものでした。で、いろいろあって開発が頓挫して宙ぶらりんになってたんだけど、ある日、別の若手企画さんが担当することになりました。 

開発方針としては、中途半端なソースコードとかは全部捨てて一から作りましょうということになった(というか僕がそう主張した)

なので、企画自体もっとブラッシュアップしても良かったんだけど、というかむしろそうするチャンスだったのに、あろうことか企画さんや偉いさん達は単に画面をキレイに直す、くらいのことしか考えていなかった。
 
退職した上司が偉いさんたちに許可を取ってるものだったから仕方がないのか。若手だから言えなかったのか。まず、偉いさん達がどうしてこれが当たると思ったのか、そのセンスを問い詰めたかったです。なんせ彼らの出してきた資料を分析してシステム設計する僕が「なんじゃこれ」、というくらい意味がよくわからなかった。そんなものを普通のユーザーが分かるのだろうかと思ったものです。

若手企画さんも企画として全然機能してなかった。せっかく若さという特権があるのに、どうしてそれを活かしてきちんとサービス設計を考えなかったのか。上から「画面だけきれいにして開発に投げればいいんじゃね?」とか言われてたのか。

いずれにしても、誰も本気でサービス設計してなかったのは間違いない。で、本気で考えてないお偉方が出す企画だったのが運の尽きなのかな、という気がする。

まず、おっさんというだけで、世間ズレしてると認識しないといけない(僕も含めて)。それからきちんと理詰めで企画を練る必要がある。世間ズレしてるから理詰めで考えないと。それをせず取り組むことになった企画は、若手もよっぽどやる気がないと、体裁だけ整えて開発部門に投げて時々「どこまでできてますか」と聞きに行くくらいの仕事しかしなくなる。そんなショボイ仕事でもお給料は出るからね。なんか企画職って単にパワポをきれい作ったり、それっぽい画面を描いて開発に投げるだけの簡単なお仕事に成り下がってたり。

サービスって、それぞれの要素が有機的に結合して初めて意味が有ると思う。最初から失敗してる明らかにちぐはぐなサービスは、小手先のリニューアルじゃ対処できない。戦略を失敗すれば、戦術レベルでの勝利では覆せない。こんなことは我々大日本帝国を先祖に持つ現代日本人ならみんな分かって当然のことだと思ってたんですけどね。ノモンハン事件から太平洋戦争終結までもう一度勉強しなおしですね。

サイバーエージェントが面白いアプリをどんどん出してくるのは、やっぱ組織運営がうまいからだろうなと思います。偉いさんも若手もやっつけで企画を作り、パワポを綺麗に書くことしか考えていない組織からはヒットアプリは出ないだろうなと思います。

自分が経営する会社がもっと大きくなったら、そういうことを念頭に経営したいなぁ。
今は二人でやってるからすべて自分たちが本気で考えないといけないけど。